現状分析から各種計画策定、活用促進、効果測定まで、教育の情報化をトータルで支援します。教育の情報化推進計画やICT環境整備計画、活用促進計画など、中長期的な計画の策定を通して、事業・施策の目標達成や教育の目指す姿の実現をお手伝いします。
教育の情報化コンサルティングのメリット
客観的で体系的な進行
教育の情報化の方向性からシステム設計までを検討する検討会の立ち上げをご提案し、運営をサポートします。検討会は教育委員会と学校とで組織し、弊社は客観的な立場から検討会の進行をファシリテーションします。
必要な情報の入手
学校ICT環境で導入する新しい機器や技術は、幅広く選択肢が多いため、他自治体の先行事例の情報や各メーカーの情報などを収集し、検討材料としてご提示します。
調達コストの削減
第三者の客観的な観点で、製品の比較検討や調達コストの算出を行います。最適な製品の選定と、調達コストの削減をサポートします。
準備時間の短縮
初年度に検討課題を明確にし、他自治体の事例なども参考にしながら、次年度に最適な調達をスピーディーに進行させます。
システム設計書、記録類
検討過程での議事録、事業計画書、基本設計書など、目標に合わせた調達を行うための書類や資料作成をご担当者と擦り合わせ作成します。
サービス例
教育の情報化を検討する際には、各フェーズでさまざまな実施項目があります。
各自治体の状況やご要望に応じて、必要となる実施項目を検討し、計画・実行します。
実施項目ごとに、ドキュメントやフォーマットを作成、検討会や関係者への説明会を実施し、着実な目標達成へ導きます。
現状分析フェーズ
現状の整備状況の把握や、実際にICTを使う方々の思いや意見、外部環境など、各方面から情報を吸い上げ、現状分析し、課題の整理を行います。
①環境調査 | 実際に学校に訪問し、現状の環境をICT整備状況図と巡回調査結果としてご提示します。
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②意識調査・ヒアリング | 教職員や児童・生徒へ、ICT化に関する意識やICT利用状況を調査します。
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③国・自治体方針調査 | 内閣府や各省などの施策の情報を収集。今までの自治体の計画も洗い出し現状を確認します。
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④周辺自治体調査 | 周辺自治体やベンチマークとなる自治体の動向を調査します。
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アクションプラン策定フェーズ
網羅的かつ、複数の観点(児童・生徒、教員、職員、教育委員会、保護者、地域の方々など)で情報化を検討します。
①アクションプランの検討 | 教育情報化ビジョン等の指針を基に、網羅的なアクションプランを検討します。 |
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②事業計画の検討 | アクションプランごとに実現性のある事業案の策定を行います。 |
③中長期的な整備計画の策定 | 教育の情報化に関する事業、施策を中長期的な計画として明確化します。 |
ICT環境整備計画フェーズ
整備を予定しているパソコン教室、普通教室用端末、校務用端末、校務支援システムの概要設計を行います。アクションプランと調達計画の整合を図ります。
①学校ICT環境整備方針の検討 | 学校ICT環境の整備概要を設計し、ICT環境の変化を、関係者が理解できるよう作成します。 |
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②学校ICT環境 基本設計 | 調達を行う前に、システムの基本設計を行い、ドキュメント化します。費用の算出が正確に行えるだけでなく、意図したとおりのシステム導入が行えます。 |
③システム構成表 | 客観的な視点で、システム構成を組みます。調達するICT機器、ソフトウェア、保守などを算出し、3~5カ年で発生する費用を明確化します。費用算出の際には、見積もり仕様書を作成し、地域の導入業者からの見積もりの取得をサポートします。 |
④調達支援 | システム調達の際に、意図したとおりの導入を行うための調達仕様書案を作成します。 |