2024年2月27日

文部科学省は2024年1月、中央教育審議会初等中等教育分科会(第143回)・個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方に関する特別部会(第6回)の合同会議で「不登校・いじめの状況と文部科学省における対応について」の資料を公表し、最初の議題に挙げています。

不登校・いじめの現状を受け、文部科学省は「COCOLOプラン」(誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策)を2023年3月に策定、「不登校・いじめ 緊急対策パッケージ」を2023年10月に策定しました。「不登校・いじめ対策」について、令和6年度の概算要求に盛り込んでいた内容を令和5年度の補正予算に前倒ししていることからも、緊急性の高さ、早期発見・支援の重要性が伺えます。

不登校の状況(令和4年度)

小・中学校における不登校の児童・生徒数 約29万9000人(過去最多)
このうち、
学校内外で相談・指導等を受けていない児童・生徒数 約11万4000人(過去最多)
90日以上欠席している児童・生徒数 約16万6000人(過去最多)

▶国としての取り組み

  • ・不登校の児童・生徒全ての学びの場の確保
  • ・心の小さなSOSの早期発見
  • ・情報発信の強化

いじめの状況(令和4年度)

小・中・高等学校におけるいじめ認知件数 約68万2000件(過去最多)
いじめ重大事態件数 923件(過去最多)
このうち、約4割が事前にいじめとして認知されていない。

▶国としての取り組み

  • ・いじめの早期発見の強化
  • ・国による分析強化、個別自治体への指導助言・体制づくり


「不登校・いじめ対策等の推進」
具体的にはどのような取り組みをすべきなのか?
NEXT PAGE