相模原市教育委員会 (神奈川県)

課題
  • 授業でICTを有効活用したい
  • 校務でICTを有効活用したい
  • 教職員の負担を軽減したい
導入製品・サービス
    • ICT支援員
    • タブレット端末活用支援
    • その他
自治体規模
100校以上
プロフィール

相模原市教育委員会
相模原市中央区中央3-12-10
http://www.sagamihara-kng.ed.jp/kyouikucenter/

印刷用資料
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取材日
2022年3月取材

相模原市教育委員会は、校務の効率化や、一人1台の端末を各校が積極的かつ効率的に活用できるよう、市立小・中学校等全校にICT支援員を派遣するなど、JMCと協力しながら、さまざまな支援を行っています。各校にICT活用を任せるのではなく、教育委員会がそれぞれの学校のICT活用状況を把握しながら、ICT化を進めていく取り組みや成果について、相模原市教育センター学習情報班の森匠氏(当時)にお話を伺いました。


取り組みへの統一感を持たせ、意識の共有を

相模原市では、教育委員会が中心になり、校務の効率化や一人1台端末の活用を進めています。Google Workspace for Education を使って、職員会議の資料をペーパーレス化したり、家庭との連絡にも活用したりなど、効率化が進むとともに、授業でのICT活用も進んでいます。子供にとって端末が学習道具の1つになりつつあるなど、ICTを日常的に活用するという、本年度の目標を達成できている状況だといいます。相模原市教育委員会が端末導入に先駆けて取り組んだのは、市の方向性を明確にした「さがみはらGIGAスクールハンドブック」の作成です。「ICTの活用といっても何をどうしたらいいのかわからないということが、学校の本音だったと思います。そこで、市の方向性やICTを活用した授業例などを示して、やるべきことと目標を一元化しました」(森氏)。令和3年度、ICT活用が本格的にスタートしてからは、各学年のICT活用の好事例をまとめた「さがみはらGIGA通信」を発行し、積極的に発信しています。「端末の導入前は、ICTに苦手意識を持っていた先生方が、本通信を見て、挑戦するようになったという声を聞くと、発信する側の私たちもよりやる気が増します。一方で、迷うことがあれば、私もGIGAスクールハンドブックを改めて開き、取り組みの原点に立ち返っています」(森氏)。


変化する課題に柔軟な対応をすることが大切

今後のICT活用への展望と課題についても伺いました。「導入当初は、まず、先生方がどう端末を使いこなすかが大きな課題の1つでした。今は子供たちが日常的に活用し、自由に使える道具の1つとして、シフトチェンジしつつあります。これは、子供たち自身が、端末を使用することを「有用」だと感じているからこそであり、その子供たちの姿を見た先生も、もっとICTを活用しようと思う理想的な循環が生まれています」と森氏は語ります。「そのためにも具体的な活用法や、便利なアプリの導入など、JMCのプロ目線の情報やサポートがとても大切。今後は情報セキュリティやインターネット活用時の情報モラルに関しても課題が生じると予測されるので、情報モラルハンドブックの改訂もする予定です」(森氏)。今後のICT活用への展望と課題についても伺いました。「導入当初は、まず、先生方がどう端末を使いこなすかが大きな課題の1つでした。今は子供たちが日常的に活用し、自由に使える道具の1つとして、シフトチェンジしつつあります。これは、子供たち自身が、端末を使用することを「有用」だと感じているからこそであり、その子供たちの姿を見た先生も、もっとICTを活用しようと思う理想的な循環が生まれています」と森氏は語ります。「そのためにも具体的な活用法や、便利なアプリの導入など、JMCのプロ目線の情報やサポートがとても大切。今後は情報セキュリティやインターネット活用時の情報モラルに関しても課題が生じると予測されるので、情報モラルハンドブックの改訂もする予定です」(森氏)。


ICT支援員の来校を心待ちにする子供たち

▲ 相模原市教育センター 学習情報班
  森匠氏(当時)

端末の導入や活用を進める際は、さまざまなトラブルが発生します。相模原市教育委員会では、JMCのICT支援員を派遣しながら、トラブル対応やICT活用を進めてます。「実は、相模原市とJMCの付き合いは長く、当市内の学校でPCを導入し始めた頃から技術的なサポートをお願いしており、GIGAスクール構想における、端末の導入や、ICT支援員の継続的な支援をJMCに引き続きお願いできたことは、より良い選択であったと実感しています」(森氏)。現在は、各校に月1~2回、JMCのICT支援員が訪問し、サポートを行っています。「ICT支援員の来校を先生も子供たちも心待ちにしています。学校でもICT支援員が来る日に合わせて、質問したいことをまとめたり、来校当日にプログラミングの授業を入れたりするなど、限られた時間を有効に活用しています」(森氏)。学校をよく知る、JMCのICT支援員ならではのサポート効果も高い、と森氏は語ります。「学校という環境には、一般企業とは違うICT化への悩みや活用の不安があります。JMCのICT支援員は、そうした先生たちの困りごとに寄り添って対応してくれるので、本当に助かっています」(森氏)。


頼れるパートナーを選ぶポイント

▲ 2021年9月から「さがみはらGIGA通信」を定期的に発行

学校のICT化のためにサポートを導入する際のポイントとして、学校という環境をよく知っていること、長期的な視点で学校全体をサポートしてくれる企業を選ぶことが、大切だと森氏は語ります。「コロナ禍もあって、学校のICT化が加速しました。企業にとっては大きなチャンスの時期でしょう。どこにサポートをお願いするか検討する際は、まず、学校が何よりも大切な『子供の教育環境や、学校がより良くなるためにできることを考え実践する』という軸がぶれないようにすることが、大切だと思います。導入したら終わりでなく、その先の活用について継続的かつ柔軟に対応できることが欠かせません。直近の結果ありきではなくて、長い目で見て、学校をサポートし、ともに進んでいく企業を選ぶことがICT化を推進する要でもあります。そのような意味でも、JMCは、私たちにとって欠かせないパートナーなんです」(森氏)。


▲ 相模原市教育センターのホームページでは、
  教員向けのさまざまな情報発信を行っている